断熱等級5と6で光熱費はどれくらい違う?30坪平屋のざっくり計算例 - 注文住宅の相談窓口つくば店|住宅会社選び専門店

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断熱等級5と6で光熱費はどれくらい違う?30坪平屋のざっくり計算例

2026.06.14

家づくりをしていると、最近よく聞くようになった「断熱等級」。

住宅会社から
「断熱等級5です」
「うちは断熱等級6まで対応できます」
と説明されても、正直なところ、

「それで毎月の光熱費はどのくらい変わるの?」

と思う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、断熱等級5と6の違いだけで、光熱費が劇的に半分になるような話ではありません。

ただし、冬の暖かさ・夏の涼しさ・冷暖房の効きやすさには、しっかり差が出てきます。

断熱等級5と6の違いをざっくり言うと

断熱性能は、簡単に言うと
「家の中の熱がどれくらい外に逃げにくいか」
を表すものです。

その目安になるのが「UA値」という数値です。

UA値は、小さいほど断熱性能が高いと考えます。

たとえば茨城県南エリアなどで想定される地域区分5の場合、

  • 断熱等級5:UA値 0.60
  • 断熱等級6:UA値 0.46

が、ひとつの目安になります。

かなりざっくり言うと、等級6のほうが
「家から逃げる熱が少ない家」
ということです。

光熱費の差を簡単に計算してみます

ここでは、細かい条件をすべて無視して、イメージしやすいようにかなり単純化して考えます。

仮に、30坪程度の平屋で、家全体の外皮面積を約250㎡とします。

冬に、室内を20℃、外気を5℃とすると、温度差は15℃です。

断熱等級5と6のUA値の差は、

0.60 − 0.46 = 0.14

これを外皮面積250㎡、温度差15℃で考えると、

0.14 × 250㎡ × 15℃ = 約525W

つまり、かなりざっくり言えば、断熱等級6のほうが、等級5よりも
約525Wぶん熱が逃げにくい
というイメージです。

525Wというと、小さめの電気ストーブ1台分くらいの熱量です。

ただし、これは「その瞬間の熱の逃げ方」の話です。
実際のエアコンは、使った電気をそのまま熱にしているわけではなく、効率よく熱を移動させています。

そのため、525Wの差がそのまま電気代に直結するわけではありません。

月々の電気代にすると?

たとえば、暖房を1日10時間、1か月使ったと仮定すると、

525W × 10時間 × 30日 = 約157kWh分の熱

エアコンの効率を3倍程度と考えると、実際に使う電気はその3分の1くらい。

157kWh ÷ 3 = 約52kWh

電気代を1kWhあたり31円程度で考えると、

52kWh × 31円 = 約1,600円

つまり、ものすごく単純化した計算では、
冬の寒い時期で月1,000円〜2,000円前後の差が出るかもしれない
というイメージです。

もちろん、これはあくまで一例です。

実際には、間取り、窓の大きさ、日当たり、暖房時間、エアコンの性能、家族構成、電気料金プランなどによって大きく変わります。

大事なのは「元が取れるか」だけで考えないこと

断熱等級5から6に上げる場合、当然ながら建築費も上がることがあります。

そのため、単純に
「追加費用を光熱費だけで何年で回収できるか」
だけで考えると、判断が難しくなることもあります。

断熱性能のメリットは、光熱費だけではありません。

  • ■冬の朝、部屋が冷え込みにくい
  • ■エアコンの効きが早い
  • ■部屋ごとの温度差が少なくなりやすい
  • ■夏の暑さが入りにくくなる
  • ■将来的な電気代上昇への備えになる
  • ■住宅の性能として評価されやすい

特に小さなお子様がいるご家庭や、将来長く住む家として考える場合は、毎月の電気代だけでは測れない価値もあります。

とはいえ、断熱等級6が絶対に正解とは限りません

ここで注意したいのは、
断熱等級6が必ずしも全員にとって正解とは限らない
ということです。

家づくりには予算があります。

断熱性能を上げることは大切ですが、そのために土地、間取り、収納、外構、住宅ローンの安全性などを大きく犠牲にしてしまうと、全体のバランスが崩れてしまうこともあります。

また、同じ断熱等級6でも、窓の配置や日射の取り入れ方、換気計画、冷暖房計画によって、実際の住み心地は変わります。

つまり、数字だけを見て判断するのではなく、
「そのご家庭にとって、どこまで性能を上げるのがちょうどいいのか」
を考えることが大切です。

まとめ

断熱等級5と6の違いは、光熱費だけで見ると月々数千円以内の差になるケースも多いと思います。

しかし、断熱性能の本当の価値は、光熱費だけではありません。

冬の暖かさ、夏の涼しさ、冷暖房の効きやすさ、家の中の温度差、将来の電気代上昇への備え。

そういった「毎日の暮らしやすさ」にも関わってきます。

一方で、性能を上げれば建築費も上がりやすくなります。

だからこそ、断熱等級だけを単体で考えるのではなく、建物価格、土地代、住宅ローン、太陽光、補助金、将来の暮らし方まで含めて、総額で考えることが大切です。

断熱性能と予算のバランス、一緒に整理しませんか?

注文住宅の相談窓口つくば店では、住宅会社ごとの断熱性能や見積内容の違い、予算とのバランスについても一緒に整理しています。

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そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

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